相手じゃなく

人と接しながら生きていると、時々ああ、この人とはウマが合わないなとか、あの人のあの時の一言に傷ついたと、思うことがある。

 

友達じゃなくて、職場の人とか、仕事上の付き合いの人たち。サラッと受け流せる日もあれば、不快な思いが固いしこりになって、暫く心の中に居座る日もある。

 

そういう思いをする時、心の中では咄嗟に相手を責めてしまうのだけど、冷静になって考えると、相手にここを直して欲しいと思うよりも、自分が考え方を変えてみよう、となる。わたしだって勿論万能人間じゃないんだから、誰かの目には不快に映ることもあるだろうに。それを棚上げして他だけを責めるのは何かフェアじゃない気がする。

 

かと言って、いつも誰にでも仏の顔ばかりはしていられない。第一そんなに優しい人じゃないんだ、わたしは。だから…

 

嫌な人だなあと思ったら、彼らはみんなわたしの反面教師だ。わたしはああはならないぞと誓って、黙ってあるき去る。そこで目くじらを立てていると、気付いた時にはわたしもその人と同じ類の人種になっちゃうから。

 

歩き去って、わたしは自分が一緒にいて一番心地良いと思える人たちと繋がり続ける。繋がり続けたいよ。この望みが叶うように、わたしはなりたいわたしを目指していく。

冷夏

余りにも太陽が照らない夏なので、夏っていう感じが薄い、今年は。

太陽の光を見る機会がこれだけ少ないと、気持ちが勝手に落っこっていく。

モチベーションだとか気分を盛り上げていくのが今年は難しい。

何も、天気のせいだけじゃないけれど。

 

世の中のニュースが暗いものばかり。

白人至上主義とかネオナチとか核戦争の危機、だとか。

気が滅入らないわけがないや。

 

それでも穏やかな朝を今朝も迎えられた。

誰にともなく感謝したくなる。

この前の雨の日は、身体が疲れ切っていて、雨の音を聞きながら寝ていたんだ。

 

ザーザーって雨音が、どんな音楽よりも心地よくて、あー、幸せってこういうことなんだなんて考えながら、安心しきって眠った。

 

今日も雨だけど

今日は眠るんじゃなくて

雨の中を少し

歩きたい。

昨日のことはもう忘れよ

新しい日だ〜

朝日が綺麗だ〜

 

人の無関心や冷たさを感じた昨日はもうさようなら。全ては過去のこと。わたしは結局大丈夫だったからよかよ。結果オーライ。

 

温暖化のせいで今年は春があっという間だった。春が終わった途端に夏日の毎日。

 

無理しすぎないで、今日はいこう。


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